坂口厚労相、8月末にも訪韓へ 靖国も議題に?


(朝日新聞ニュース アサヒ・コム 2001年8月15日より)



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坂口厚労相、8月末にも訪韓へ 靖国も議題に?


 坂口力厚労相は14日、今月末にも韓国を訪問する方針を決めた。厚労省は在外被爆者にも被爆者援護法を適用するかどうか検討しており、韓国政府側と意見交換をするのが主な目的とされている。しかし、小泉首相の靖国神社参拝について韓国側が反発していることから、靖国神社問題や歴史教科書問題も議論に上ることが予想される。

 在外被爆者をめぐっては、大阪地裁が今年6月「被爆者援護法を適用すべきだ」として国に敗訴を言い渡した。国は判決を不服として大阪高裁に控訴したが、坂口厚労相は、援護法の改正も視野に入れて検討するよう省内に指示し、今月初めには検討会の初会合を開いている。


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