渡日治療委員会総会の案内

「二重の痛苦にあえぐ在韓被爆者」
講師:平岡 敬氏

日時:2000年5月20日(土) 14:00〜17:00
場所:広島YMCA ラブリーホール
主催:在韓被爆者渡日治療広島委員会


韓国の被爆者は、長い間、日本だけではなくヒロシマからも見捨てられてきた。
 日本と韓国の谷間で苦悩する彼らの実状が、日本人に知られるようになったのは、戦後20年もたってからである。原爆後遺症に苦しみながら、政治から黙殺され続けてきた在韓被爆者の悲しみは、私たち日本人の歴史責任を問いかけている。
 彼らが被爆者協会を結成し、日本政府に援護を求める運動を起こすまでの歴史を振り返りながら、これからの私達の課題を考える。

 @ 軍事政権下の被爆者たち
 A孫振斗さんの闘い
 B渡日治療の意味と限界
 C在外被爆者の援護へ

平岡 敬氏略歴
1927年12月21日生
1952年 早稲日大学第一文学部ドイツ文学科卒業
 中国新聞社入社
1978年 中国新聞社常務取締役
1984年 在韓被爆者渡日治療広島委員会 幹事
1986年(株)中国放送 取締役社長
1988年 広島商工会議所 副会頭
1990年(株)中国放送 退社
1991年 広島市長
1999年 広島市長 退任
      中国・地域づくり交流会会長
※1994年 10月 第12回アジア競技大会開催
       12月「原爆ドームj世界遺産登録
 1995年 7月 アメリカにて原爆展開催
       11月 国際司法裁判所(才ランダ・ハーグ)にて「核兵器使用等は
           国際法に違反」とする口頭陳述
1999年12月 韓国人原爆犠牲者慰霊碑の平和公園内移転を実現する

※著書 『偏見と差別』(未来社)
    『無援の海峡』(影書房)
    『希望のヒロシマ』(岩波書店)
※趣味 ヨット・園芸


スライド・ビデオ上映
宮川 裕行氏

「韓国人被爆者の現状
日韓被爆者交流会
在外被爆者の連帯等」


総会プログラム

1.会長あいさつ    河村 譲
2.経過報告 牛尾美保子
3.会計報告 吉野 和子
4.スライド・ビデオ上映 宮川 裕行
5.講演      平岡 敬 氏
   「二重の痛苦にあえぐ在韓被爆者」



日時:5月20日(土)14:00〜17:00
場所:広島YMCA ラブリーホール
   広島市中区八丁堀7−11 tel:228−2266
主催:在韓被爆者渡日治療広島委員会
問い合わせ tel:272−8269
在韓被爆者渡日治療広島委員会


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