−被爆者補償の原点− 

  朝鮮人被爆者

 「孫振斗裁判の記録」

編・著:中島 竜美  発行:在韓被爆者問題市民会議

 1998年1月15日発行 (B6版 214ページ) 1000円

孫振斗さんが原爆症の治療を求めて「密航」してきたとき、私たちに突きつけ られた最も大きな問題の一つは『何故、朝鮮人が広島で被爆させられたか』であ った。・・・・・1978年最高裁判決で勝訴。「原爆医療法はこのような特殊 な戦争被害について戦争遂行主体であった国が、自らの責任によりその救済をは かる一面をも有するものであり、その点では実質的に国家補償的配慮が制度の根 底にあることは、これを否定することができない。」・・・・こうして、孫さん が入国翌年の71年10月に手帳交付の申請をしてから、実に6年5ヶ月かかっ てようやく手にした勝利である。 (本文より一部抜粋)

1冊1,000円(送料別)希望者は下記に直接ご注文ください。

〒158-0093 東京都世田谷区上野毛4-33-20
中島 竜美 方
TEL 03-3701-5916
e-mail:jcpd@campus.ne.jp

在韓被爆者問題市民会議のホームページはこちらです。


書籍紹介へ戻る