朝日新聞ニュース 長崎版  2001.12.21 


 厚生労働省に李さんら抗議文

厚生労働省に李さんら抗議文


厚生労働省が在外被爆者の援護策の中で被爆者援護法の国外適用はしないことを明記する省令改正の方針を決めたことに関して、韓国原爆被害者協会釜山支部の車貞述(チャジョンスル)支部長(72)と援護法に基づく健康管理手当の支給を求めて長崎地裁で係争中の李康寧(イカンニョン)さん(74)の2人が20日、「日本政府が在外被爆者を差別し続け、平等な援護を行わない姿勢に強く抗議する」とする文書を同省に送った。「被爆者はどこにいても被爆者であり、同等の援護が受けられることを求めている」などとしている。



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