広島原爆裁判支援共同ニュース
2005 121日 第3号
原爆裁判へのご支援と裁判傍聴をお願いします!
裁判日程

12月22日(木) 11 時 00分  在韓被爆者「手帳」申請却下処分・同健康管理手当却下処分の取消訴訟第3回口頭弁論(広島地裁)

 1月19日(木) 10 時 00分  在ブラジル被爆者裁判「判決」   (広島高裁)

 2月 3日(金) 10 時 00分  救護被爆者裁判第2回口頭弁論(広島地裁)

 2月22日(水) 10 時 00分 原爆症裁判第25回口頭弁論・結審 (広島地裁)

 2月28日(火) 11 時 00分  在韓被爆者「手帳」申請却下処分・同健康管理手当却下処分の取消訴訟第4回口頭弁論(広島地裁)


 被爆六〇年経っても、なぜこんなに被爆者裁判が続くのでしょうか。政府が、戦争責任を認めず、原爆被害を過少評価しているからではないでしょうか。十年ぐらい前から、国内被爆者と在外被爆者が連帯し、政府に原爆被害に対する国家補償を求める運動を進めてきました。在外被爆者裁判の判決では、被爆者援護法には国家補償的配慮があると明確に認定しています。この点に注目した今後の運動が求められます。

 在外被爆者の国外からの手当申請裁判は、福岡高裁での勝利判決によって、国・厚労省に居住地からの申請を認めさせることができました。多くの方々のご支援のたまものです。

  広島では、ふたつの新しい裁判がはじまりました。「救護被爆者裁判」と韓国被爆者の「国外からの手帳申請却下処分取消訴訟」です。「被爆者健康手帳」申請却下に関するもので、「被爆者」として認めて欲しいというものです。在外被爆者は、国外からの「手帳」申請を認めないのは憲法十四条違反であると訴えています。

  原爆症認定訴訟は、二月二十二日の結審が決まり、山場を迎えています。多くの方々の裁判傍聴、ご支援を訴えます。

集会日程 

 
「原爆症認定訴訟勝利をめざす総決起集会(仮称)」

               日時      2月 4日()  1330分より

               場所      広島YMCAホール
            広島市中区八丁堀7−11 рQ27−6816        

「原爆症の認定を求める集団訴訟を支援する広島県民会議」
  〒730-0853 広島市中区堺町1-2-9貴志ビル203 TEL(082)503-2750
「在ブラジル・在アメリカ被爆者裁判を支援する会」
  〒730-0036 広島市中区袋町4-25日商岩井袋町マンション402 TEL(082)246-8699
「三菱広島・元徴用工裁判を支援する会」
  〒730-0047 広島市中区平野町8-15 カレントコスモ 高教組書記局気付 TEL(082)244-2511
「救護(3号)被爆者訴訟原告団」
  〒730-0853 広島市中区堺町1-2-9貴志ビル203 TEL(082)503-2750